日本の文化は美しい。
昔から私が思っていることです。
海外147か国を旅した結果、
将来が不安な国、
などと言われていても
日本がやっぱり好きだなぁと感じます。
日本人で良かったことは旅をしていてもたくさん。
セキュリティーをすっ飛ばされたり
(大丈夫か?wって思ったけど)
日本人というと歓迎モードに入られたり。
なめられるとかも聞くけど、
良いこともいっぱいなんだよなぁ。
「日本人」であることを
ほめてもらえることもあります。
「武士道」「ヲタク文化」「侍」「忍者」
「寿司」「漢字」「着物」
と外国人が好きな文化も日本には多いですし。
私は日本人であることに
誇りを持てています。
それも海外に行き始めてから余計に強くなりました。
外から見て
さらに好きになったのが日本です。
不安って部分に関しては、
いろいろ対策を練りながら生きていきます。
不安の80%は起こらない、
16%は予防でき、4%は起きるかもってことなら、
不安が現実化することはほぼないか自分次第。
だったら、自分らしく生きるほうがいいですから。
私はそんな時代だからこそ、
日本文化を生き方に取り入れるのが
いいと思うのです。
そう思うようになった
理由の1つに祖母の存在があります。
私の祖母は京都出身の人で
「これぞ日本の女性」
という生き方をしていました。
空気を読みながら
伝えるべきことは伝え、
耐える時は耐え、
自分自身の信念を大切に生きた人。
真似しようと思っても、なかなか難しい。
昭和2年生まれで
戦争を知る時代の人
というのもあるのかもしれません。
今の時代とは育った環境も、
思春期に感じていた事も
すべて私とは異なりますから。
それでも彼女の生き方から学べることは、
たくさんありました。
特に
目次
何にでも感謝する。
嬉しくても悲しくても「ありがとう」を忘れない。
そうすると負の感情に負けにくいから。
なんでも経験させてもらっているという意識。
自分自身の役割は言い訳せずに、きちんと丁寧に行動する。
何でも自分が選んでいる結果。
丁寧な生き方、行動を心がけると心も安定するし、
常に冷静。
人間関係も荒れにくい。
見返りを求めない。
「してあげたんだから」「私だけ」の感情を持たない。
全部相手ではなく自分がしたいから。
相手と心地よい時間を過ごすための行動と考え、
自分の心の負担をなくしていく。
その分無理なら無理とはっきり言うこと。
それが誠意。
という3点は本などではよく見かける言葉。
近くでお手本を見せてもらい
本当に良かったと思うことです。
現代は便利になりましたが、
自分の生き様に
100%の自信を持って
生きている人
はどのくらいいるんでしょうか?
別に100%の自信はいりませんが、
自分自身には
胸を張って生きていきたいなぁ
と思う私です。
書店やインターネットには
「人間関係」
「自信を持つような自己啓発」
に関することものが多いですし、
そういったことを
強く求めている人が多いんだなぁ
という印象。
日本は元々
「大和魂」「武士道」というものがありましたし、
本来はたくましかった。
というか、
強く生きていかなければならない時代
も多かったというのがあります。
島国の閉鎖的な部分などは
昔も今もあまり変わっていない気もしますが、
そこも含めて
美しい日本文化が
出来上がってきたのだと思います。
日本文化の魅力を語るのに欠かせないこと。
まずは「引き算の美学」
日本食をはじめ、
日本文化の基本となる考え方です。
日本食は素材本来の旨味を大切にするものが多い、
というのは海外に行って本当に実感した事の1つ。
欧米の食事は足し算の物が多いですから逆ですね。
ソースでごまかすとか、
あまり日本料理ではない感じ。
どちらがいい悪いではなく、
日本の引き算の美学の考えは
私自身がとても好きな考え方で
人に1番伝えたいことでもあります。
思考は特に引き算が大切。
足して、足してと考える人は苦しくなりやすいです。
また整理もへたくそになります。
頭の中と持ち物の量は比例するので、
足して足してと考える人は
部屋の中も物が多くなりがち。
選ぶことの大事さや、手放すこと、
しがみつかないことも忘れてしまうのでしょう。
忘れてるもの、使っていないものが
お部屋にたくさんある人も多いです。
そういう人は悩みやすくなりますし、
何かを手に入れても
「ない」に目が行きやすいので
ずっと足りないという感情のままでいることが
多いです。
20世紀までは
「物に価値が置かれていた時代」
でした。
21世紀以降は
「物には価値がなくなり、
それぞれの価値や情報」
を考える時代になり、
今後はAIの普及なども予測されるため、
ますますその傾向は強くなると思われます。
成功したければ、
日本の引き算の美学を見てください。
人生もシンプルに考えられると、
今の幸せにもさらに気づくことができます。
本当に大切な考え方なのです。
日本の文化は
武道・禅・茶道・華道・香道・書道など、
律することを大切にした
美しい所作のものも多いです。
律するとは
「自分を統制するもの」
「規範となるもの」という意味。
自分自身をコントロールするのは自分だ、と。
「1番の敵は自分自身」
「失敗の99%は自爆」
という言葉もありますよね。
とにかく、
まず整えるのは自分自身ってことなんです。
こういったことから、人生の満足度を上げるためには
- 物が多くては幸福にはならない。
執着が増えるだけ。 - 自分自身を律すること、
コントロールすることが、
人生の満足度を上げ成功への近道となる - 諸行無常なので、変化は当たり前。
- 驕れる(おごれる)者は潰れていくので、
身の程は知っておくこと。 - 1つ1つの所作を丁寧に。
丁寧な生き方は美しい。
これらを忘れちゃいけないんだと思っています。
自分自身を大切にする、
というのは欲にまみれて欲に負けることではありません。
欲望を理解したうえで、
自分が1番楽しめるようにコントロールすること。
律する意識を大事にすると、
自分自身の欲望を見つつ、
程よく楽しむことができるようになります。
このように、日本人は元々
「自分がいたら大丈夫」
「節度ある行動の中で
自分らしく生きる」
ことを大切にしていたのです。
また、日本には
四季を楽しむ文化があります。
四季だけなら他の国でもあることはありますが、
ここまで
季節に合わせて
食材や器を変えたり、
季節の言葉を大切にしている国
は少ないです。
繊細な日本人独特の感情や文化は、
今後も残っていくといいなと思いますし、
広めていきたい。
私自身は「丁寧に生きる」事が
今後の課題だなと、改めて思います。
気づくと時間が経っているのも
もったいないですからね。
最近よくやってしまうので、反省です。
最近、私の中で空前の戦国ブームが
巻き起こっているので、改めて
日本文化に関することを見ている時間も増えました。
もともと好きではありましたが、
最近好きなゲームが戦国関連だったので
真実はどうだったのかと気になり・・・
色々な本を読んでみたり、
ネットで見てみたりしています。
そうして情報収集したり、
勝者側敗者側と角度を変えて見ることで
様々なことを考えるようになりました。
これからの時代を生きるに当たっても
大切なことがとても多いように感じます。
戦国の世ほど荒れた感じはなくても、
今後はさらに色々な格差も広がっていくでしょう。
収入格差、運用格差、男女格差、学歴格差、
本当に色々な種類の格差がある中、
AIが出てきたりで「不安」を
持つ人は増えたような気がします。
変革期ってきっとそんなもんとは思いますけどね。
これからを生き抜くことを考えたとき、
自分自身の価値観や選択肢が
ブレないように
悔いのないようにしていくためには、
日本ならではの生き方もありかなぁと。
先人の教えは、良いとこ取りするに限ります。
もちろん、日本史にも間違いはあった。
でも学びは多いし、
日本という国は美しい。
ダメなところが多くても、私は日本が好きです。
歴史を見ると人がわかる。
歴史はただのお勉強じゃない。
成功例も失敗例も、
様々な物語も全部入っているのが歴史。
地球と人類の歴史って
本当に面白いと思う。
投資をしていても
今までのことを見るし本当に楽しい。
これからも日本の各地も旅したいし、
今までのこともこれからの事も
こちらに改めて綴っていこうと思います。
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