戦国武将。
歴史好きにはたまらない言葉じゃないでしょうか?
かくいう私もそんな1人。
どの武将が好きか、
好きな理由、
好きになったきっかけは
同じ歴史好きと言えどその辺は
人によって変わってくるかなぁと思います。
私自身の戦国武将が好きな理由は
1人1人戦い方や考え方が
違っていて、
表に出ている歴史は
かっこいい。
それなのに裏話は非常に面白いことも多くて
歴史の偉人も人間らしい部分も
あったんだなぁと思えるところ。
私は戦国武将も好きだし、
世界の偉人も比較的そんな目で
見てしまうのだけれど、
本当にみんな個性豊か。
時代は違うし、状況も違う。
それでも起こっていることの
解決の仕方や考え方は絶対に当時の覚悟や
状況に及ばなくても勉強になる事も多く、
現代の緩さに慣れた私は知るだけで
勉強になっていくことも多いんです。
また裏話的なものを知ることで、単純に
「おもしろい人だなぁ」とか
「そんな一面あったのか」とも思わされます。
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1番衝撃だったのは1573年の
三方ヶ原の戦いで徳川軍が武田信玄に負けて、
家康公は恐怖のあまり
う〇こを漏らしながら
浜松城に逃げ帰ったという話。
しかも漏らした場所は馬の鞍。
絶対にバレてしまう場所ですが、
敵は武田信玄公。
よっぽどの恐怖だったのでしょう。
それでも、バレたり突っ込まれるのは嫌だった
ようで本多作左衛門という家臣にバレて突っ込まれ、
「これは焼き味噌じゃ!」
とごまかしたことも文献に残ってしまっています。
戦に負け、逃げ帰り、
脱糞からのバカにされるって
笑ってしまうけど実話です。
事実は小説より奇なり、
って本当ですね〜。
それでも戦った相手は武田信玄公ですから。
強敵だったのはわかります。
とはいえ、そんなこと500年も未来に話されたら
絶対に恥ずかしい。
時代を超えて話題になってしまう脱糞は、
家康公だけだと思う。
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その時の反省を忘れないように、
自画像を残しちゃう家康公は
本当に愛らしく面白いし
それをバネに天下統一して、
江戸幕府開いたのなら
「悔しさのバネ力」が半端じゃない。
やはり人は考え方次第ではあるのです。
失敗をしたとして、
それをどう今後に生かすか。
そこがポイントになってくるのかなぁと。
歴史上の人を見ると、
そこが勉強になるから楽しい。
そんなこと言ってますが、
1番好きな戦国武将は
冷静な文武両道な上杉謙信公の私。
こういう生き方をしたいと思っているし、
トレードのやり方も彼を目指したいくらい好き。
(やはり謙信公は7歳から元服まで
林泉寺というお寺にいたからでしょうか。
他の武将とは違った知性や感性があります。)
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上杉謙信公流リスクに気づく冷静さは自分への
戒めのために、何回も見てしまう話でもあります。
どういうことかというと
武田信玄公との川中島の合戦の時に、
策略家の信玄公がキツツキ戦法という
不意打ちの作戦に出ようとしていた時のこと。
謙信公は冷静に外を見ていて、
米を炊くための煙が普段より多いため、
信玄公が戦の準備をしていたと見破り、
見事不意打ちを失敗に終わらせた
ということがありました。
不安の80%は起こらず、16%は予防できる
とよく言われていますが、
「少しの予兆」
「起こる可能性」
に注目しておくということは他のことでも
とても大事なことですよね。
- 日本は地震大国だから、地震に備える
- 今のご時世、会社が急に潰れてしまうかもしれないから、収入の柱を増やしておく
- 投資なら、自分の扱っている商品のリスクはもちろん社会的なリスクにも敏感になっておく
など、「備えあれば憂いなし」は
いつの世も変わらずだし、
リスクに対しての観察眼は大切だなぁと
教えてくれたのは謙信公。
戦国武将は
生き方を尊敬できる方が
とても多い。
もちろん過去のことだから、
美化されている部分もあるけど
こうして出てくる裏話によって
彼らの素顔の一部も見えてきます。
そのため、戦国武将の生き様を見ることや
「ゆかりの地」を旅することは
とても楽しいなぁと思えるのです。
日本も良いところ多いなって。
戦国武将のことは、まだまだ勉強していきます〜