国際恋愛からの学び

国際恋愛は普通の恋と基本的には変わらない

私は2012年11月からアルジェリアの

砂漠の民のムハさんと

付き合っています。

 

世界1周中、砂漠のドライバーを彼が

してくれていたことから仲良くなって

付き合いが始まりました。

アルジェリアの砂漠と東京という、

国際遠距離時差あり恋愛。

 

年に1回会えたらいいかなー

という感じです。

 

まぁアルジェリアはビザ取得が

非常にめんどくさい国な上に、

数年間アルジェリア南部の

彼の地元へは観光客入国を

禁止していました。

 

だから

全然会えなかったのですが、

私の彼への気持ちが

冷めることは

ありませんでした。

 

恋愛に私があまり比重を

置いていないのも

あるかもしれませんが、

寂しいと思うことも

連絡が取れていれば

特になかったので。

 

人間的な相性が良かったのも、

かなりあると思います。

 

彼とはいろいろな

タイミングやペースが

一緒でした。

 

砂漠の人が彼氏だと言うと、

驚かれることは多々あります。

 

「言葉はどうなの?」

「文化の違いは?」など、

たくさんのことをいろいろな方に

突っ込まれたりw

 

国際恋愛は「珍しく難しいもの」と

見られることも多いけれども、

そこに対して思うことは

色々ありまして、、、。

たしかに文化や言葉の違い、

遠距離恋愛だからこそ、

な悩みはあります。

 

私たちは共通の言語もなかったので、

付き合ってから彼が英単語の

勉強をしてくれたり、

私がGoogle翻訳でアラビア語を使って

コミュニケーションをとっています。

 

めんどくさい作業ではありますが、

それで会話ができるなら、

そこは私にとっては問題にならなかった。

 

これが問題になる日本人であれば、

彼と付き合うことは

難しかったんだろうなぁと

思います。

 

言葉が通じない相手と

付き合うというのは、

お互いの継続努力は必要不可欠。

 

私の母などは

「なぜ言葉が通じなくて

つきあえるのかわからない」と

いつも言っています。

 

またアルジェリアという国は、

大多数の人がイスラム教

スンニ派なわけです。

 

結婚をするのであれば

私は改宗する

必要があるし、付き合いを続けるに

してもイスラム教への理解は必要。

 

私は好きな国の多くが中近東ゾーンで、

イスラム教の国の文化が好きなため、

そこへの興味がありました。

また

イスラム教の人と

付き合いたいと思っていた

ので、理想の出会いだったのです。

 

なぜイスラム教の人と

付き合いたかったかというと、

 

・私は割と男女関係に

潔癖なところがあるので、

婚前の付き合いに厳しい

イスラム教の考えが安心できた

(彼の民族、トゥアレグ族は

あまりその辺が厳しくなさそうだけど、

とても一途なところに惹かれた)

 

・またイスラムの喜捨の文化は

とてもいいと思っていて、

持っている者が与える文化に

やさしさを感じた

 

・アラビア文字やアラビック建築を

美しいと思っていた

 

・旅人にとにかく優しい

地域なので、どこの国も好きで

好きな地域の人と付き合いたかった

 

・砂漠が好き

 

というのが理由です。

 

彼と付き合うことで、

更にイスラムの文化を知ろう、

勉強しようと思えた

きっかけでもあります。

 

好きな地域のことは知っておきたいし、

中近東や北アフリカは歴史も深いですから。

 

ただ、どんなに好きでも「砂漠時間」と

いうくらい独特な彼の時間感覚には

少しだけ慣れるのが大変でした。

 

男性と女性は時間感覚が違うものですが、

本当に彼の時間感覚は独特だったので。

(これはまた別記事に書きますね)

 

別れないほうが不思議とは

よく色々な人に言われますし、

私もはっきり続く理由を

言葉にするのは難しいなぁと思うけど

「自分たちだけのオリジナルの悩み」が

ないカップルなんているのでしょうか?

 

・彼と自分の連絡ペースが合わない

・彼の気持ちが自分にあるか不安

・彼のことをいつも考えてしまう

・彼に自分の本音をどう伝えるか

 

など、普通の恋愛でもあるあるな悩みや

考え事の方が国際恋愛でも多いんです。

 

70億人中の2人が

付き合っているのだから、

国際恋愛だろうが

国内恋愛だろうが、

みんなそれぞれの悩みを

抱えながらも関係を築いています。

 

最終的に結婚までするのか、

長く続くのか、別れてしまうのか、

は本当にその人たち次第。

 

そして、それは国際恋愛だから

ではないですよね。

 

いくら育った環境や風習が

違うといっても好き合ってる

人間同士、地球人同士だから。

恋愛が続く要素を考えてみると、

・相手とちょうど良い距離感が保てている

・喧嘩をして、きちんと話し合って仲直りができる

・どちらかに負担がかかり過ぎず、

何かあれば相手に伝えられる

・自分自身が「この人といて楽しい」

「この人といる自分が好き」と思える

などかなぁ、、、と。

 

これらは私の主観でもありますが、

やっぱり

バランスの悪い恋愛は

上手くいきにくい。

 

どこでバランスを取るかは、

それぞれだとは思いますけども。

 

ただ自分のことも相手のことも

大事にできないとなってのは、

やっぱりあります。相性も大事ですしね。

 

私は日本人相手の恋は本当に続かなくて、

だいたい自分が好きになって相手が

振り向くか振り向きそうになったら、

その瞬間にブロックをしてしまう

悪癖があります。

 

だから手をつなぐとかも

しなくていいのです。

 

仲良くなって相手の興味が

自分にあるとわかったら、

次に来るのは縁を

切りたくなる感情でしたから。

 

たぶんUFOキャッチャー感覚

なのかもしれない。

 

外から見てると

すごく欲しくなるけど、

手に入れると急激に

そのモノに対しての興味が

なくなってしまうような。

 

だから相手のことを

本当に好きになったことは、

これまでなかったのかもと思います。

 

ムハさんだけが

興味を持ち続けられるし、

何だかんだで感覚的な相性や

タイミングが良いし、

終わりそうで終わらない恋。

 

不思議な縁だなぁと思います。

 

いつ別れてしまうかわからないし、

どうなってもおかしくないけど、

今は好きだから一緒にいたい。

 

そんな感じだから、

大事にできるのかなぁとも。

 

どうなっても後悔はしないし、

いい経験だったと笑える

自信があるから。

 

国際恋愛って、

別に珍しくもなんともない。

 

個々のカタチで悩み自体は

普通の国内恋愛と、

基本的には変わらないと

思うわけです。

男女の恋は様々。

 

良いも悪いも

男女関係においては

一般常識と少し違ったりするし、

正解もない。

 

私も復縁したり、

たくさん泣いてたくさん笑った

ムハさんとの恋を記録に残して

経験値にしていきたい。

 

色々ありましたよ、本当に。

 

幸せな時も、別れた時も、

寂しかった時も、

婚約者を作られた時も、、、、

 

あとから悩んだ時のことを

思うと笑い話だけど、

その時って必死ですしね。

 

これからも、このページに

たどり着いた人の参考に

なるような記事、

たくさん書いていきたいです。

 

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